院長ブログ「インプラントコラム」

フラップレスインプラント

今週、行われたインプラントでは、
フラップレスインプラントのケースがありました。
(フラップレスインプラント:歯肉を切開しないインプラントのことです。)

患者様は、当院でのオペは2回目です。
一度、インプラントの良さを感じると、歯を失った時の治療はインプラントを選択されることが多いです。

ただ、患者様は、鼻血が出たときなどでも血がとまりにくいということで、
若干の出血傾向があり、前回のオペでは手術後、血が止まりにくいことだけが、
難点だったとのことでした。

フラップレスインプラントは切開をしないことから、
出血は当然少ない治療となります。
今回は、CTなどの診断から、骨の形がフラップレスでも問題ない状態でしたので、
フラップレスを選択できました。

骨質は柔らかいのですが、初期固定もしっかり取れましたので、
仮歯まで装着することもできました。

消毒でいらしたときには、出血がなかったこと、痛みも少なく、
しかも仮歯まで入ったことに結構喜んでいただきました。

全てのケースに対応できるわけではありませんが、
正しい診断のもとであれば、フラップレスインプラントも非常によい治療法の一つです。
 

糖尿病の方のインプラント

本日のインプラントオペは、左下2本です。
オペ自体は特に問題はないのですが、患者様が糖尿病の持病をお持ちでした。

糖尿病の患者様のインプラントオペには、配慮が必要です。

糖尿病の患者様の特徴としては、免疫力が下がり、感染をしやすくなります。
インプラントの失敗の2大原因は、感染と咬み合わせ(力のかかりすぎ)です。

特に、手術における失敗の多くは感染です。
ですから、手術環境などは、清潔な状態で行わないといけないのです。

糖尿病の患者様の場合には、そのリスクにもよりますが、
感染をしやすい状態にあるということが最も気をつけなくてはならないことです。

そのためには、手術部位の切開を小さくして、
かつ骨を開けている時間(手術時間)を少なくすることが最も大切です。
フラップレスで切開をせずインプラントオペができることが一番いいのですが、
今回は、骨の形態的に切開は必要でしたので、極力小さな切開と素早い手技で、
感染のリスクを少しでも少なくしました。

患者様には、「普段の治療より痛くなかった」、
と今回のポイントとは違う点でしたが、うれしい感想をいただきました。

明日もオペがあります。
オペのあと、また患者様に喜ばれるとうれしいですね。
 

インプラント手術治療を早くする

今日のインプラントオペは右下1本です。
3ヶ月前の抜歯でしたが、抜歯の時に、きちんと掻爬(ソウハ)をしていましたので、
しっかり骨ができていて、こういう状況だと、オペはスムーズです。

オペは約10分、縫合が約10分。
準備・片づけやオペ前のクリーニングの方が時間がかかってしまいます。

本日の最終の治療は、親知らずの抜歯でした。
お口全体が映るパノラマレントゲンを見て、すぐに抜けそうと思って抜歯にとりかかりましたが、
歯が全く動きません、経験的に、これは時間がかかりそうだ・・・と感じます。

途中、小さなレントゲンをとり、歯根の形を見て、切開して、骨を削って抜歯しました。
抜き終わると複数の歯根が、形態的に外開きに90度曲がっている状態でした。
2次元的なパノラマレントゲンでは、曲がってる部分が隠れてわかりにくかったというわけです。

結果的には、インプラントよりも時間がかかってしまいました。

どんな生え方をしていても、最終的には抜歯するわけですが、
治療としては、患者様にとってはインプラントより大変な治療になってるはずです。

インプラントの患者様も、抜歯の患者様も明日は消毒に来ていただくのですが、
おそらくインプラント患者様は痛くも腫れもしませんでした、となると思いますし、
抜歯の患者様は、痛みが出ているのではないかと思います。

さて、明日の患者様の感想はいかに・・・
 

日曜日にインプラント手術

今日は日曜日で休診日でしたが、何名かのスタッフ、ドクターの協力のもと、
当院では初めてとなる日曜診療(インプラントオペ)を行いました。

お一人様のための診療日ということで、ゆったりとインプラントオペを行うこともできました。

診療後は、スタッフとワイン片手にランチをしました。
いつもの仕事場とは違う雰囲気でコミュニケーションも取れ楽しい時間を過ごせました。

患者様にとっては、日曜に診療を行っていると、利便性が増すと理解していますが、
日曜日は勉強会やセミナーも多く、個人的には自己投資をする日と考え、休診日とさせていただいています。
スタッフには、歯医者ほど勉強漬けでないまでも、体を休めて英気を養ってほしいと思っています。

ただ、社会人の方は土日休みの方が多く、当院では土曜日に患者様が集中する傾向があります。
そのため、土曜の診療は込み合ってしまい、時間のかかるインプラントオペのご予約は取りにくい状況です。

今後はインプラントオペに限ってとなりますが、例外的な日曜の診療を行うことが課題となりそうです。
患者様のこと、スタッフのことを考えながら検討していきます。

 

腸骨移植後のインプラント手術

今日のインプラントオペは、腸骨から骨移植をした患者様のインプラントオペです。

腸骨とは、腰のあたりの骨です。
多量の骨の移植が必要な場合などには、骨の質や、量が適していることからこの骨が移植に使われます。

西船橋駅前歯科では、骨が少ない時のインプラントでも、
できるだけ移植にならないようなインプラントの設計を考えています。
今回は、諸事情により腸骨からの移植をすることとなりました。
全身麻酔も必要ですし、大学病院との連携により骨移植を行ってもらい、
約1年を経て、今日のインプラントオペとなりました。

骨が少ない場合のインプラントオペでは、
骨移植を行わない設計は手術自体が難しくなる場合があります。
反対に骨の移植を行うことで、移植オペそのものの難しさや治療期間がかかるなどの欠点はありますが、
しっかり骨ができることで、インプラントオペそのものは難しくないようにすることもできます。

常にインプラント治療の長所、短所を考えながら、
患者様にとって最適のインプラント治療を提案するようにしています。

 

インプラント当日に歯を入れます

本日は休診日でしたが、患者様にとって、ゆっくり休める3連休の前日ということで、
今日の日を希望されましたので、午後にインプラントオペを行いました。

前歯のインプラントオペの場合には、インプラント後の見た目の問題があります。
西船橋駅前歯科では、骨の条件が良く、
初期固定がしっかり取れれば、仮歯を入れています。

本日は、骨質が非常に柔らかい状態でしたが、
45Nのトルク値を出すことができましたので、ブリッジタイプの仮歯を入れさせていただきました。

あくまで、仮歯ですし、オペ当日に歯が入ったと言っても、
固いものを食べたり、力をかけることは避けなければなりません。
夜間の食いしばりも危険な因子の一つです。
安心して何でも食べるのは、もう少し待ってからにしてくださいね。

もちろん、本日の患者様にも、仮歯と言えども、
インプラントオペ当日に歯が入り、喜んでいただきました。
何にもまして、患者様に喜んでいただけることが、私たちもうれしく感じます。
 

ソケットリフトを用いたインプラント手術

今日のインプラントオペは麻酔医による静脈内鎮静法のもと、
上下5本のインプラントでした。

上顎は、ソケットリフトを併用したインプラントオペで、
先月から導入しているピエゾサージェリーを用いてソケットリフトを行いました。

使用感を言葉で表すことは、難しいのですが、
一言で言うと「安心感」があります。
患者様にはわかりにくいと思いますが、
ピエゾを導入している先生はお分かりだと思います。
かなり、インプラント手術を変える器具です。

最新の治療、最新の器具には、そのための目的があります。
時間を短くするためとか、痛みを少なくするためとか、コストを下げるためとか、
何かしらのメリットを見いだすために、メーカーも研究者もがんばっています。

ピエゾに関しては、安全のためというのが一番の目的と理解しています。
骨のみを削合し、シュナイダー膜のような軟組織は削らない、という特徴は、
ソケットリフトでは、シュナイダー膜を破るという不足の事態を遠ざけてくれます。

超音波で骨を削ると言うことは、痛みや腫れも少なくなります。
これが二つ目の利点でしょう。

日本のメーカーからはまだ製品化されていないと言うこともあり、
現在ピエゾを導入している歯科医院はかなり限られると思いますが、
ある程度インプラントを行う歯科医院は、ピエゾはぜひ導入するべきだと思います。

8月最初のオペでしたが、今年の夏は涼しくていいですね。
夏のオペは毎年オペ着で暑い思いをしながら行っているのですが、
今年は今のところそういう感じはないですね。
 

静脈内鎮静で上下のインプラント手術

今日は、お盆休み明け最初のインプラントオペでした。

静脈内鎮静下の上下のインプラントでしたが、
上は柔らかい骨で、下は固い骨という上下顎の特徴そのままの状態です。

骨質は、まずCTで確認し、実際には、手術中の最初の細いドリルの体感で最終的に確認します。

一口に固い骨と言っても、入り口の皮質骨だけ固いのか、
海綿骨まで含めて全体的に固いのか、
これによって初期固定のためのインプラントの埋入手技も変わります。

本日は6本のインプラントでしたが、それぞれにアダプテーションテクニックを施し、
上顎7番だけは、かなり柔らかく35Nでしたが、
それ以外の5本は全て45N以上の初期固定を得ることができました。

予後は良好に推移するはずで、予定通り6週待って、
型とり、セットとなると思います。

2日続けて知人にインプラント手術

昨日、今日とお知り合いの方のインプラントオペを行いました。

昨日は、お付き合いのある業者様のお母様、
今日は、以前当院で勤務していた歯科衛生士です。
お二人ともご家族が歯科関係者で、
その歯科関係者のお二人ともオペ見学をしていただきました。

どちらの手術もそれほど難しくもなく、普段であれば緊張もしなくていいインプラントオペなのですが、
インプラント治療をよくわかっている見学者がいるということ自体に緊張をするものです。

患者様も、見学者も知り合いという気兼ねのなさから、
見学の二人には、解説しながらオペをすることもできましたし、
二日ともアシストについてもらった一番若手の歯科衛生士に、
細かく(声に出して)インプラントのアシスト業務を教えながら治療を進めさせていただけました。
こちらとしてもよい機会になったことをありがたく思っています。

ちなみに、知り合いであろうがなかろうが、当院で提供する治療基準とは、
「自分が受けたい治療」です。
昨日も、今日も知り合いとかどうということなく、自分が受けたいインプラント治療を行いました。

今日の午後はお二人のインプラント相談の初診の方もいらっしゃいました。

同じように自分がその状態ならば、というシチュエーションで、
ご説明をさせていただきました。

「自分が受けたい治療を患者様へ」と考えれば、
常にぶれることなく、いい治療ができると考えています。
 

午前と午後にインプラント手術

今日は、午前、午後とインプラントオペでした。

お二方とも前歯の部位を含んででいて、細い骨幅に診断から悩まされました。

午前の患者様は、上顎前歯と下顎奥歯のケースです。
前歯の方は、もともと歯が割れていて抜歯となったのですが、
通常、割れてる歯の周囲は炎症がおき、周りの骨がとけ、骨の幅が薄くなってしまいます。

骨の幅の問題だけでなく、骨質も柔らかかったのですが、45Nの初期固定を得て、
テンポラリーアバットメントを装着し、インプラントに仮歯を固定しました。


午後の患者様は、上顎左右犬歯のケースです。
犬歯は、前歯と奥歯の中間にあり、双方からの力がかかる歯です。

人間の体はうまくできていて、そうした力のかかる犬歯は、
すべての歯の中で、構造的にもっとも根が長い歯となっています。

犬歯部位にインプラントを入れる場合には、やはり力を負担しないといけませんので、
長さや、直径などは、もともとそこにあった歯と同じように、
しっかりしたサイズのインプラントを選択しないといけません。

ただ、午後の方も骨が薄く、細い直径のものしか利用できませんでした。
その分、一番長いインプラントを選択しました。


術式的には、ドリルで骨が広がるのを防ぐため、
ほぼファーストドリルのみ使用で、スピーディグルービィインプラントを使用し、
インプラント自身のオステオトーム効果でぐいぐいと入れていき、45N以上の初期固定を得ました。

骨質が柔らかいケースで、しっかり初期固定を取りたいケースでは、
スピィーディインプラントは最高の結果を導いてくれます。

このようにそれぞれのインプラントでは、
術式も変えていますし、使用するインプラントもケースに合わせて選択し、
一人ひとりの状態に合わせたインプラント治療を行っています。

診断が大事と常に言ってますが、診断に基づく治療を行う技術もやはり大事ですね。

 

薄い骨にインプラント手術

今日のインプラント患者様は骨の非常に薄い患者様です。

インプラントの直径より薄い骨の幅の場合に、
ドリルを入れると、骨そのものが削れてしまって、
インプラントを受け入れるはずの骨がなくなってしまいます。

骨が薄い場合の対処法はいくつかあるのですが、
今日は、スプリットクレストという方法を行いました。

これは、薄い骨の頂点に合わせ切断面を入れ、
わざと骨を骨折させたように広げながらインプラントを入れる方法です。
骨の切断には、ドリルではなく、超音波によるピエゾサージェリーを用い、
骨への刺激を少なく行います。

ピエゾを使うことにより余計な痛みを回避します。

インプラントはテーパードタイプのグルービーインプラントを用い、
ある程度はインプラントそのものの力で、骨を押し広げながら、入っていかせます。
最終的には、削った骨の部分は、最初の切断面と細いファーストドリルだけで、
少ない骨をできるだけ残しながらインプラントを入れることができました。

骨が押し広げられてできた骨の隙間には、人工骨を入れます。
インプラントが落ち着くころには、インプラントの周りにしっかりした骨ができあがります。

骨が薄くてインプラントができないと言われた方、インプラントの技術は進歩していますよ。
あきらめないでお気軽にご相談くださいね。

上あごに8本のインプラント手術

今日は、休診日を利用して、上顎の無歯顎に8本のインプラント手術を行いました。
患者様がシルバーウィークの連休前ということでこの日を希望されました。

最近では、全く歯のない状態でも、
オールオン4やオールオン6の術式を用いることで、
少ないインプラントの本数で全体の歯を支えることができるようになってきています。

ただ、適応として、両奥はレギュラーサイズで15ミリ以上のインプラントを使用できることであったり、
上顎洞の前方への張り出しが少ないことなどがあり、
全てのケースでオールオンフォーなどができるわけではありません。

当院でもオールオン4に関しては、シビアな診断基準のもと、
ケースを選んで行っています。

本日の患者様は、重度の歯周病による抜歯ケースのため、
骨が薄く、とくに奥歯では、上顎洞までの距離も少なく、
残念ながら4本、6本で全ての歯を支えられる診断には至りませんでした。
とくに奥歯は初期固定を確実に取れる状態ではないので、
オペ後即日に固定性の仮歯を入れるというのも無理そうでした。

術式としては、前歯はオステオトームを用いてナローインプラント、
奥歯はピエゾサージェリーによるソケットリフトを用いたインプラントを行いました。
初期固定に関しては、前歯はしっかりとれましたが、奥歯はそこまではとれませんでした。

仮歯については、今まで用いていた入れ歯を改造し装着してお帰りいただきました。
固定性の仮歯を装着してあげたい気持ちもありますが、
今回は、固定性の歯が入るまでは数ヶ月待たなくてはなりません。
その間は入れ歯でお過ごしいただくことになります。

シビアなケースで即時の仮歯をいれることは、
インプラントに余計な力がかかってしまい、
インプラントそのものがだめになってしまう結果になります。

私としては、チャレンジ的なインプラント治療を行うことよりも、
結果が良好な確実なインプラント治療を行うことを治療方針としています。

ちなみに今日が金曜休診最後の日でした。
(今日も午前はオペをやってますし、夕方も治療をしてましたので、
実際は休診というわけではないのですが。)
来週からは、金曜日も本格的に通常診療です。
 

下あごに6本のインプラント手術

今日の午後は、麻酔医による静脈内鎮静のもと6本のインプラントオペでした。

本数が多いということもありますが、ご高齢、高血圧ということもあり、
静脈内鎮静法の併用をすすめました。
麻酔による痛みや不安からの解放だけでなく、
血圧、心拍数など、全身疾患のモニタリングをしながら、手術を行いますので、
不測の事態にも対応できます。

オペ後は、患者様も痛みもなく、喜んでいただきましたが、
安心してインプラントオペに専念できることは、私自身にもメリットがあります。

今月の後半も今のところ、6件のインプラントオペが入っています。
昼休み、診療後、休日は、開業関連の打ち合わせやセミナーが多く入ってます。
普通なら「忙しくって・・・」というところですが、
忙しいというより「充実した日々」を送っている感じがそこはかとなくいい感じです。

仕事好きなんでしょうね

今日も、昼休み、診療後と、稲毛の新規開院関連の打ち合わせでした。
(今後も大体そうですね・・・)

もうすぐ40歳だし、健康だけは気をつけないといけませんね。

ショートインプラントの手術

今日は、右下2本のショートインプラントのオペでした。

下顎管に近いところなので、念のため術後にCTをとって、確認しました。
下顎管まできっちり2ミリの余裕をもち、
最小限のリスクで、最大限の効果を出すという満足のいくものでした。

インプラントの失敗と言うと、インプラントが取れたとか、抜けたとかいうことが思い浮かべることと思いますが、
本当の失敗は別のところにあると考えています。

例えば、今日の患者様のように下顎神経までの距離が10ミリ以下のときに、
パノラマレントゲンだけで下顎管までの距離を判断して、安易に考え、
一般的な10ミリのインプラントを、ずどんと入れたり、
ショートインプラントを入れるつもりでも、前段階のドリルを深く入れすぎたりしたりして、
下顎神経を傷つけることで、神経麻痺が出るようなことです。

傷つけ具合にもよりますが、完全に神経を分断するようなミスが出れば、
麻痺の回復も難しくなります。
こうした取り返しのつかないミスが、本当のインプラントの失敗です。

インプラントの脱落は、失敗には変わりませんが、
再手術のときに、原因を取り除き、きちんと行っていれば、次は成功します。

本当の失敗を防ぐためには、まずはCTをとって3次元的な診断をすることが第一です。
CT診断で多くのミスは防げます。

インプラントでのCT診断が一般的になってきてますので、
CTをとらずにインプラント事故が起きたら、歯科医師は責任を問われると言われてきています。

また、意外と難しいショートインプラントの技術を身につけたり、
いざというときのリカバリーの知識などを知っていたりすることも大事です。
CTの診断が全てではありませんので、オペ中の臨機応変な対応力なども必要です。

難しいケースを手がけることには、常に緊張感をもつことになりますが、
うまくいくとその分のやりがいも多く、また感謝もしていただきます。
それがうれしくて、もっと勉強したい、もっとうまくなりたいと思って、
勉強したり、設備を整えたり、と力を注いでいくことになります。
 

午前、午後にインプラント手術

今日は、午前、午後にインプラント手術がありました。

午前は、上顎洞までの距離が短いので、ソケットリフトを併用した手術です。
西船橋駅前歯科では、ソケットリフトは上顎洞を突き破るリスクの高いドリルで穴を開けるのでなく、
超音波のピエゾサージェリーを用い、安全にソケットリフトを行っています。

午後は、上顎前歯部の抜歯即時インプラントオペ、さらに即時にブリッジタイプの仮歯の装着です。

感染のリスクなども考えて、あまり抜歯即時インプラントを行わないのですが、
今回はリスクも少ないと判断し、抜歯と同時にインプラントにしました。

慎重派なので、即時負荷も最小限にしたいのですが、
前歯の場合には、ご希望とケースを選び、行っています。

初期固定がとれなければ、即時負荷はできませんので、
オステオトームを行い、骨質を上げ、アダプテーションテクニックを駆使し、
2本のインプラントの両方を45N以上の初期固定を出し、
テンポラリーアバットメントの装着、ブリッジタイプの仮歯を装着しました。

明日もオペが入っています。

ハードなオペも普通のオペも、
いかにきれいにとか、いかに早期に歯を入れるようにとか、いかに痛くないようにとか、
それぞれのポイントを考え治療を行っています。
全く同じ手術はありません。

そうやって細かいことにも課題をつくりながら治療を行い、
次の治療にフィードバックを出来ているかどうかが、
長い目で見て、技術力の差を生み出すものだと思っています。
 

4日連続のインプラント手術

カレンダーを見ると、インプラントが4日連続で入っていました。

金曜日は午前中にインプラントオペ。
咬むところがないので、咬めるようにしてほしいということで、
即時負荷インプラントで手術当日に仮歯の装着です。

土曜日は稲毛の先生のオペのアシストをしました。
私は何かあれば手伝うつもりで、アシストしているのですが、
特に問題もなく、きれいなオペを行いました。

今日は、下顎1本。
抜歯後3ヶ月待ち、抜歯時からインプラント希望であったため、
ソウハもしっかり行っていましたし、コラーゲンも入れてましたので、
骨もしっかり出来ていて、全く問題なし。

抜歯とインプラントが絡む場合には、
できれば抜歯から行わせていただけると助かります。
インプラントを行っていない先生や不勉強の先生とは、
抜歯、ソウハの仕方が違います。
抜歯時の骨の状態などもわかれば、それはオペにとって大事な情報になります。

明日は、上顎前歯から奥歯にかけて、抜歯即時で4本のインプラントオペ。
予定では即時負荷で仮歯を入れます。
一日で抜歯、インプラント、仮歯まで行うフルコースのオペです。

今日はオペ時間30分もかかりませんでしたが、
明日は静脈内鎮静をかけての3時間予定です。

今日と明日では同じインプラントといっても、治療計画から全く違います。

上記の例は極端にしても、
「ひとつとして同じ治療はない」
それが私にとっての歯科医師としてのやりがいのひとつです。
 

開業当初の患者様のインプラント手術

今日は、カルテ番号二桁の患者様のインプラントオペでした。
カルテ番号二桁というと、開院初月にきていただいた思い入れ深い患者様です。

今では、ご来院いただいた患者様のご紹介も増え、
多くの患者様をお迎えさせていただいていますが、
私にとっては、開業初月というと、これから先、私の思いが伝わるか不安な時期でもあり、
患者様にとっても、当院がどんなところかもわからないなか来ていただいているわけです。

一生懸命、予防の大切さやメンテナンスの話をさせていただき、
何かしらの部分で私たちのことを認めていただき、今に至るまで継続している患者様です。

重度歯周病の患者様で、メンテナンスで歯を抜かずに治療していました。
グラグラで抜歯しないといけないような状態ではありましたが、抜かない治療で3年がんばりました。
残念ながら力尽き、自然に歯が抜けてしまいました。

前歯ですので、歯を入れないといけないということになり、
患者様の方から、インプラントを希望していただきました。
(抜けたのも突然ですし、メンテ中にインプラントを勧めたこともありません。)

オペ自体は初期固定をきちんと取り、
抜歯即時負荷で固定性の仮歯まで入れました。

ちなみに患者様はわからなかったかもしれませんが、
自信をもって仮歯を入れると約束し、実際にできるのは結構な技術なんですよ!

インプラントありきでなく、自分の歯がいつまでも残るというのが理想ですし、
そのために患者様も私たちも努力していますが、
現実的には、それでも歯を失ってしまうこともあります。

そのときには、次の処置として、長いお付き合いと、信頼関係の上で、
インプラント治療をさせていただくということが、インプラント治療のきっかけの理想だと思います。

今度はこの方のインプラントを長く維持するために誠意を込めて、
メンテナンス、お付き合いをさせていただきます。
 

右下と左下のインプラント手術

今日も二日続けてインプラントオペでした。

今日は、右下、左下と3本のオペです。

左下はとても固い骨でした。
固い骨の場合には、オーバートルクにならないよう注意します。

入れるだけなら10分もかからなく、スピード自慢もできるのですが、
ゆるくて初期固定が取れなくても、オーバートルクになって失敗したりするのも嫌なので、
慎重に段階を追いながら、アダプテーションテクニックを使って、
あえて手間をかけてインプラントを入れています。

インプラントを始めた勤務医の頃は、周りに「早い」と言われるオペに上手になった気がして、
満足感がありましたが、今は単にオペが早いことには主眼を置いていません。

周囲の歯やかみ合わせの歯を考えながら治療をしたり、骨の状態をみながら、
治療計画を変更したり、
痛くないようにだったり、確実な初期固定をとって期間的に早い治療ができるようにしたり、
そういったことが上手さだと思い、オペ時間を使っています。

何が起きてもいいように、オペ時間は予定より長めにとるようにし、
多くても午前午後で1ケースずつしかオペはしません。
それが患者様に対する礼儀でもあると考えています。


右下は左と違い、やわらかい骨でした。

やわらかい骨の場合は骨を緻密にさせて初期固定を図っていきます。

右も、左も骨の状態は違っても初期固定45N以上。

最短で1ヶ月半で型取りへと進みます。
 

上の歯のインプラント手術を行いました。

今日のインプラント手術は上顎7本のインプラントでした。

手術前のCTの診断結果より、骨の質がやわらかいことがわかっていたため、
今回は即時負荷の治療計画は立てませんでした。

前歯は骨が薄く、奥歯は骨の高さがあまりないという状態でしたので、
前歯はオステオトーム、奥歯はピエゾサージェリーによるソケットリフトを用い、
骨移植などの大掛かりな処置にならないよう、インプラントを入れる処置を行いました。

こういった移植にならない術式の方が、痛みや腫れも少なく、
また患者様にとっての期間、費用の問題も少なくすみます。

手術時間は2時間半くらいでしたが、静脈内鎮静下での手術であったため、
患者様は痛みも時間も何も感じなかった、とかなり喜んでいただきました。

しばらくは今まで入れていた取り外しの入れ歯を改造して使っていただき、
骨とインプラントがくっつくのを待って、二次手術、型取りと進んで行きます。

少し時間はかかりますが、最終的にしっかりとしたきれいな歯が入って、
麻酔のことだけでなく、インプラント治療の全体の質で喜んでいただけるとうれしいです。
 

歯と歯の間の狭いインプラント手術を行いました

今日の午前は西船橋でインプラント手術がありました。

上顎1本ですので、とくに難しいケースではないのですが、
歯がない期間が長かったため、隣の歯が少し動いてきて、スペースが狭くなっている状態でした。

今日は、どれくらいの歯と歯の間ならインプラントが入れることが出来るのかということについてお話をいたします。

歯とインプラントの間には、最低1.5ミリの骨が必要というルールがあります。

1本のインプラントを入れる場合、両隣に歯が残っているなら、
歯と歯の間には1.5ミリ+インプラントの直径+1.5ミリの長さが必要というわけです。

特殊なインプラントを除き、各メーカー最も直径の細いサイズで3.5ミリくらいです。
つまり、1.5+3.5+1.5ミリで計6.5ミリの歯と歯の間の距離が必要になるということです。

今日の歯間距離は、それくらいだったのですが、実際これくらいの距離だと、
インプラントを入れるための器具もぎりぎりでしか入りませんし、
少し傾斜してインプラントが入ってしまうだけで、隣の歯にあたってしまいます。

1本というと簡単そうですが、初心者ではこうしたリスクもあり、
意外と難しいケースとなることがあります。

午後は、稲毛で診療。
インプラント相談もあり、今後、インプラント治療の予定です。
身が二つあるといいのですが、そうもいかずありがたい悩みです。
 

昨日、今日の超音波使用のインプラント手術

昨日、今日とピエゾサージェリー(超音波)を使用したインプラント手術を行いました。

昨日は、下あごの骨の幅が狭くなっている患者様に、
骨を広げてインプラントを3本入れる手術を行いました。
狭い幅の骨をピエゾでさらに薄く2枚にするように隙間を作り、
全体の骨を広げます。

骨は患者様が思っている以上にやわらかく広げるということができます。
骨がうすくてインプラントをあきらめている方もあきらめないでください。


今日は、上あごの上顎洞までの距離が少ない患者様に対して、
ピエゾサージェリーを用いて、インプラントを2本入れる穴を作っていきました。

ドリルで一気に行うと上顎洞を包む膜を破いてしまいます。

手用の器具をハンマーでたたいて膜を押し上げるという方法もありますが、
やはり勢いで穴が開いてしまうリスクがありますし、
ハンマーでたたくと言えばやはり痛そうです。

ピエゾを使うことで、骨へのダメージが少なく、
つまり痛みや腫れも少なく行うことができます。

また、ピエゾによる超音波の切削は骨という硬い組織を削ることはできますが、
粘膜のような軟組織を削ることはありませんので、
なにより安全性が高いということが特徴となります。

ピエゾは、他にもサイナスリフトの窓明けに使うこともあります。
これも今まではドリルで冷や冷やしながら削っていたのですが、
ピエゾなら安全に行うことができるので、患者様だけでなく私も安心できます。

自分の技術に過信はできない以上、いい器具があれば使うにこしたことはありません。

 

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