インプラントの歴史
1952年、スウェーデンの整形外科医であるブローネマルク博士は、別の目的の動物実験から骨とチタンが結合することを偶然発見しました。
現在のチタンインプラントの基本的概念である骨との結合を表すオッセオインテグレーションの歴史的発見です。
ちなみに骨に人工の歯を埋め込むという概念や治療は、古代エジプトの時代から存在していたようです。
ブローネマルク博士は、歯科へ応用することはできないかと考えました。
チタンに対して人間の体が拒否反応を示さないこと、
数ヶ月おくことでチタンと骨とが結合すること、
骨と結合したインプラントは大きな力を加えられても結合がとれないこと
などを明らかにし、人間への使用に向けて研究しました。
1965年に、初めて人間の患者さんのお口にインプラント治療が行われました。この患者さんもお医者さんでした(当時30代)。
2006年にお亡くなりになりましたが、それまでの約40年間、インプラントを維持し続けました。

ブローネマルク博士と
初めてインプラントを行った患者様
私達は患者様から「インプラントは何年持ちますか」という質問を多くいただきます。
この質問に対して、
「何年とは言えませんが、40年間、お亡くなりになるまで、持った方がいらっしゃいます。」とこのデータを参考にして、歯医者さんは説明することが多いようですね。
現在も、そしてこれからも、患者様にとってインプラントが身近で安全な存在になるように、各インプラントメーカー、大学(残念ながら研究の先端は海外の大学です。)などで日々研究・開発が進められています。


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